2013/01/10

[備忘録] 起動時にCMOS Check Sum Errorと表示される

■現象

PC起動時に「CMOS Check Sum Error(bad)」と表示され、OSが起動しない
■原因

マザーボードに設置されているボタン電池が消耗しているため
■対処

マザーボードのボタン電池(リチウム電池)を交換する


CMOS(シーモス)とは マザーボード に搭載された部品のことです。
役目としては、BIOS情報(マザーボードに接続されている機器の設定、起動デバイスの順番、現在時刻などの情報)を保存しています。
この情報は揮発性メモリ(電源を切ると記憶内容が失われるメモリ)のため、保存しておくには電源が必要になります。
コンセントから電源をもらっている場合は問題ありませんが、電源ケーブルを外してしまうと情報が消えてしまうため、リチウム電池を内蔵しているのです。
ただ電池も消耗すると情報が保持できなくなり、上記のようなメッセージが表示されます。
リチウム電池の寿命はだいたい3~5年ほど。

そうそう起こる現象ではありませんが、しばらくぶりに電源を入れたところ発生するケースが多いですね。
ちなみに、電池を交換した場合は情報がクリアされたままのため、BIOS上で再度設定が必要です。

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